Tuesday, March 05, 2019 9:38 AM

保釈決定「サプライズ」 各国メディア、一斉速報

 東京地裁が日本時間5日、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の保釈を認める決定をしたことを、日産と企業連合を組む自動車大手ルノーが本社を置くフランスや出身地ブラジル、米国のメディアは一斉に速報した。

 フランスの主要メディアは「サプライズ」(レゼコー紙)「日本の司法では例外的」(ルモンド紙)などと報道。ルメール経済・財務相は民放ラジオのインタビューで「重要なのはルノーと日産の企業連合の強化だ」と述べた。

 ウォールストリート・ジャーナル電子版は東京発で「ゴーン被告の事件により、日本では多くの西側諸国と比べ、検察官が被告を長期間拘束して尋問できることが注目された」と指摘した。(共同)