Monday, March 11, 2019 10:24 AM

イラン大統領イラク訪問 就任後初、米けん制か

 イランのロウハニ大統領は11日、2013年の就任以来初めて隣国イラクを訪問した。AP通信が伝えた。米国の核合意離脱による制裁再発動で経済的な打撃を受ける中、周辺国との関係を強化し、米国をけん制する狙いがあるとみられる。

 訪問は3日間の予定で、イラクのアブドルマハディ首相やイスラム教シーア派の最高権威シスタニ師と会談するとみられる。

 米国は対イラン包囲網を強化するため周辺国に圧力をかけるが、エネルギー不足に悩むイラクはイランから天然ガスや電力の輸入を続けている。(共同)