Thursday, March 14, 2019 10:16 AM

IH強豪の歴史に幕 日本製紙、惜敗に涙

 強豪チームの約70年の歴史が幕を閉じた。14日にロシア極東ユジノサハリンスクで行われたアイスホッケー、アジア・リーグのプレーオフ決勝第3戦で今季限りの廃部が決まっている「日本製紙クレインズ」がサハリンに3-4で惜敗。3連敗で優勝を逃した。

 ホームゲームを二つ落として乗り込んだ敵地。土壇場で追いつかれ、延長で決勝ゴールを許した。沸く会場で、しゃがみ込んで涙を流す選手も。有終の美は飾れなかったが、奮闘ぶりに観客から「ナイスゲーム」と拍手が送られ、観戦した日本のファンは「気持ちのこもったプレーの連続だった。残念だが、お疲れさまと声を掛けてあげたい」と涙をこらえた。

 1949年に十条製紙の釧路工場アイスホッケー部として誕生したチームは昨年12月、経営合理化の一環で廃部が発表された。チームの支援に興味を示す企業もあるが、今後は白紙となっている。(共同)