Tuesday, September 06, 2016 5:53 PM

北朝鮮ミサイル強く非難 国連安保理が報道声明

 北朝鮮が5日に弾道ミサイル3発を発射したことを受け、国連安全保障理事会は6日(日本時間7日)非公開の緊急会合を開いた。発射は過去の安保理決議の違反に当たるとして強く非難し、北朝鮮に自制を求める報道声明を発表した。

 日米韓3カ国の国連大使らは会合後、共同記者会見し、別所浩郎国連大使は3発とも日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した点を重大視し「安保理がどのような追加的措置を取ることができるか検討する必要がある」と指摘。圧力を一層強化するよう働き掛ける考えを示した。

 米国のパワー国連大使は「(発射を)非難するため安保理は結束しなければならない」と強調した。韓国の韓忠熙国連次席大使は「挑発行為を続ければ国際社会による強力な報復措置に直面する」と警告した。(共同)