Thursday, March 28, 2019 10:25 AM
虐待、親との分離170人 学校と情報共有1万超
千葉県野田市で小学4年栗原心愛さん(10)が死亡した事件を受けて実施された児童虐待の緊急安全確認で、厚生労働省と文部科学省は28日、児童相談所が在宅指導している3万7806人のうち、144人を一時保護、26人を児童養護施設などに入所させ、計170人で親と引き離す措置を取ったとする調査結果を公表した。当初の児相判断が一部見直された。面会できず、継続対応が必要な子どもは2626人で、うち35人が所在不明。両省は安全確認を続け、4月に報告するよう自治体に求めている。
全国の小中学校や教育委員会では2月1日から14日にかけて欠席が続いた18万7462人の安否確認を実施。虐待の可能性が否定できない1万2545人について児相や警察などと情報共有を進めている。2018年度中に虐待通告などで一時保護された子どもの保護者らによる学校や教育委員会への不当な要求も44件あったことが確認された。
緊急の安全確認は2月8日に開かれた関係閣僚会議で安倍晋三首相が実施を表明。2月14日〜3月8日に実施された。親子を分離する措置が取られたことについて、厚労省の担当者は「より意識を高めて確認を進めた結果」と話すにとどまり、当初の判断の妥当性には踏み込まなかった。(共同)
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