Friday, March 29, 2019 10:47 AM

トランプ氏投稿に標識? ツイッター、例外検討

 ツイッターは28日までに、トランプ大統領のような公人の投稿については、利用規約に違反する場合でも削除はせず、専用のラベル(標識)を付けて区別する例外規定を検討していると明らかにした。「ニュース性や公益性」を尊重するためという。同社幹部がサンフランシスコの会合で述べた。

 米IT大手各社は来年の米大統領選に向け、ヘイトスピーチや陰謀論を唱える評論家のアカウントの停止・削除や規制づくりを進めている。保守派はこれに「政治的に偏向している」と反発。例外規定には批判をかわす狙いもありそうだ。

 ラベル付けの基準などは不明。暴力や脅迫のような投稿は、公人であっても削除するという。(共同)