Thursday, April 25, 2019 10:22 AM
日本、金5含むメダル18個 アジア選手権「まずまず」
ドーハで24日まで行われた陸上のアジア選手権で、一線級を派遣した日本は金5、銀4、銅9の計18個のメダルを獲得した。調整段階の選手も多いシーズン序盤だが、金がゼロだった2年前の前回大会から成績を伸ばし、日本陸連の麻場一徳強化委員長は「東京五輪に向けたスタート。まずまずの成果」と評価した。
男子は100メートルで桐生祥秀(日本生命)が10秒10で金メダルに輝いた。勝負強さが課題だった日本記録保持者がアジアのタイトルを勝ち取り、成長を示した。走り幅跳びのホープ、橋岡優輝(日大)は日本記録にあと3センチと迫る8メートル22で優勝し、伸びしろを感じさせた。ただ、2月に日本記録を更新した走り高跳びの戸辺直人(JAL)は3位と、屋外初戦で力を出し切れなかった。
女子は1万メートルで31歳の新谷仁美(ナイキTOKYOTC)が31分22秒63の2位となり、東京五輪の参加標準記録を突破。100メートル障害は30歳の木村文子(エディオン)が13秒13で優勝し、ベテランが奮闘した。(共同)
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