Friday, September 09, 2016 9:54 AM
空調システム異常見られず MRJ、米国飛行へ手続き
国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)は9日、不具合があった試験1号機の空調システムについて、同日の飛行試験では異常は見られなかったと明らかにした。9月下旬以降に米国へ飛行させるため、経由するロシアの航空当局との間で必要な手続きを改めて進める。
1号機は午後0時15分ごろに愛知県営名古屋空港を離陸。太平洋側の空域を飛行して、約1時間40分後に同空港に着陸した。試験2号機もこの日、飛行試験を実施した。
1号機は8月下旬、本格的な飛行試験を行う米国に向け飛行を試みたが、空調の異常を検知する監視センサーが誤作動し2日連続で引き返した。(共同)
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