Thursday, May 09, 2019 9:53 AM

デルEMC、複数のテスラを搭載した機械学習サーバーを発表

 デルEMC(Dell EMC)は6日、データ・センター向け機械学習専用サーバー「DSS 8440」を発表した。DSS 8440は、エヌビディア(Nvidia)の高性能GPU(graphics processing unit)「テスラ(Tesla)V100」を採用している。

 ネットワーク・ワールド誌によると、DSS 8440は、二つのソケットと二つの新型ジーオン・スケーラブル(Xeon Scalable)プロセッサーを装備した設計で、4つか8つ、または10個のテスラV100を搭載する3機種がある。一つのテスラは、100テラフロップの演算処理力を可能にする。

 機械学習用のサーバーは一般に、訓練と推論という2種類の演算処理を実行する機種に大別される。DSS 8440は、複雑な訓練に対応するよう設計されている。たとえば、画像認識や顔認証、自然言語翻訳は、訓練によって可能となる機械学習機能。

 近年、機械学習アプリケーション群を走らせるデータ・センターが激増しており、その専用サーバーの需要は堅調に強まっている。

https://www.networkworld.com/article/3393163/dell-emc-launches-gpu-loaded-machine-learning-server.html