Friday, May 24, 2019 10:13 AM

テロ警戒、国技館にはSP 都心は厳戒態勢に

 トランプ大統領の来日を控え、東京都内は厳戒態勢に入った。警視庁は25〜28日の滞在期間中に過去最大規模の1万8千人を動員し、テロや反米団体の抗議行動を警戒、都心には見回りの制服警察官があふれる。異例の大相撲観戦もあり、警視庁幹部は「難しい警備になるが、令和初の国賓で小さなミスも許されない」と気を引き締める。

 大統領専用機で到着予定の羽田空港では、空港専従のテロ対処部隊に加え、機動隊を投入して警備を強化する。空港内や直結する駅を見回り、不審物がないか確認。25日以降は大半のごみ箱が封鎖され、コインロッカーは使用停止となる。

 宿泊するホテルは既に多くの警察官が配置され物々しい雰囲気に。滞在中に一般の宿泊や結婚式の予約も入っており、客に紛れた不審者の侵入を監視する。(共同)