Monday, September 12, 2016 1:21 PM

難民競泳選手は予選落ち 50メートル自由形に挑戦へ

 リオデジャネイロ・パラリンピックで12日、男子競泳100メートル自由形(運動機能障害S9)に出場したシリア出身で難民選手団のイブラヒム・フセイン選手(27)は最下位でゴールし、予選落ちとなった。13日の50メートル自由形(同)にメダルの望みを懸ける。

 試合後のインタビューに「(大会に出場できたのは)素晴らしい気分。きょうはいい泳ぎができなかったけど、明日はきっとより良い記録を残す」と意気込みを見せた。

 フセイン選手は内戦の中、爆弾で負傷しふくらはぎから下を切断。その後、隣国トルコを経てギリシャへ逃れた。2014年に難民申請が認められ、現在アテネに住む。(共同)