Tuesday, September 13, 2016 10:04 AM

「わざと欠席」とフィリピン大統領 米ASEAN首脳会議

 フィリピンのドゥテルテ大統領は12日夜、ラオスで8日開かれたオバマ大統領と東南アジア諸国連合(ASEAN)各国首脳との会議を欠席したのは、当初説明していた「片頭痛による体調不良」が原因ではなく「わざと欠席した」と明らかにした。

 ドゥテルテ氏は、7日のASEAN各国首脳と中国の李克強首相との会議には参加する一方、オバマ氏との会議を欠席した理由について「西側諸国や米国が嫌いだからということではなく、単に私の主義の問題だ」と述べたが、「主義」が何なのか触れず支離滅裂な説明に終始した。

 また、ラオス滞在中にドゥテルテ氏はロシアのメドベージェフ首相との首脳会談も行ったが「プーチン(大統領)と会った」と述べるなど、外交経験不足も露呈した。(共同)