Monday, July 15, 2019 10:37 AM

宇野、メインコーチ付けず 異例の体制で滑り探求

 フィギュアスケート男子で2018年平昌冬季五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が15日、新シーズンはメインコーチを付けない異例の体制で臨むことを明らかにした。当面は中京大(愛知県)を拠点とし、02年ソルトレークシティー五輪男子4位の本田武史氏から月に数回、ジャンプの指導を仰ぐ。

 中京大アイスアリーナで取材に応じ「今は1人でもできると思っているし、(新シーズンは)自分のスケートを探したい」と心境を語った。

 宇野は6月上旬に5歳のときから指導を受けてきた山田満知子、樋口美穂子両コーチの下を離れることを発表。その後、平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)らを指導するロシア人のエテリ・トゥトベリゼ・コーチの合宿に参加した。しかし、現時点でロシアを拠点にする意向はなく「(拠点は)慌てて決めるつもりはない」と話した。(共同)