Tuesday, July 16, 2019 10:34 AM

芸能人も政治に意見発信 SNS投稿、爆発的拡散も

 参院選を巡り会員制交流サイト(SNS)で積極的に自身の意見を訴え、「投票に行こう」と呼び掛ける芸能人が増え、投稿は時に爆発的に拡散されている。政治的発言はテレビ局やスポンサー企業から嫌がられ、意見の異なるファンを失う恐れがあるため、芸能人は避けるのが常識だったが、変化の兆しがある。

 個人のツイッターアカウントが約140万人のフォロワーを擁するタレント武井壮さん(46)は、政治に関するメッセージ発信をSNS上で批判されたが、「政治家以外政治に触れたらいけない訳ないだろ。民主主義だぞ。政治は、我々自身が考えるものだよ」と反論。読んだ人のリツイート(転載)が約1万8000件に上った。

 ミュージカル主演などで活躍する俳優の城田優さん(33)は「僕らが生きる国のルール、代表は、僕ら自身で選ばなければ」とし、「考えるべき問題の一つ消費税(中略)増税すべきか、否か」と具体的な政策に踏み込んで投稿している。(共同)