Thursday, August 01, 2019 10:13 AM

エボラ熱懸念で国境封鎖 ルワンダ政府

 ルワンダ政府は1日、エボラ出血熱が流行する隣国コンゴ(旧ザイール)との国境を封鎖した。国境に近い主要都市ゴマで感染者が出て、ルワンダに飛び火する恐れが高まっていた。地元紙が報じた。

 エボラ熱は昨年8月に流行が始まり、疑い例を含め1800人以上が死亡した。ゴマで2人目となる感染者が7月末に死亡し、その娘(1)への感染も確認されていた。

 世界保健機関(WHO)は7月17日、緊急事態を宣言。一方、地域経済への影響を避けるため、渡航や貿易の制限措置は取っていなかった。(共同)