Monday, August 12, 2019 10:19 AM

福井・越前で豚コレラ 37例目、600頭殺処分

 福井県は12日、同県越前市の養豚場で豚コレラが発生したと発表した。一連の豚コレラの37例目で、県内では2例目。養豚場で飼育している全615頭の殺処分を始めた。殺処分は15日、埋却や消毒などの防疫措置は16日までに完了する見通し。

 県によると、この施設は7月下旬に同県で初めて発生が確認された養豚場から3キロ圏内にあり、既に出荷が禁止されている。ふんや飼料などの搬出が制限される3〜10キロ圏に養豚場はない。

 8月11日、施設から「1頭が死んだ。食欲不振の豚も数頭いる」との連絡があり、県の遺伝子検査で12日に陽性と分かった。同日、国との協議で確定した。(共同)