Thursday, September 15, 2016 10:04 AM
不正認識後も測定継続 三菱自、8車種で規定違反
国土交通省は15日、三菱自動車が燃費不正問題の発覚後に販売中の9車種の燃費を再測定した際、担当者が不正を認識しながら、国の規定とは異なる方法での測定を続けていたと明らかにした。
三菱自は再測定の結果「燃費はカタログ値と大きな差はなかった」としたが、国交省の独自計測で8車種がカタログ値を下回ることが判明し、同社本社(東京都港区)に立ち入り検査。その結果、不正が判明した。
国交省は「再測定結果をかさ上げしようとした意図が疑われ、常軌を逸する事態」とし、益子修会長を呼んで文書で注意し、再発防止策の見直しと9月末までの報告を求めた。(共同)
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