Thursday, September 15, 2016 10:04 AM
新任務の実動訓練開始 安保法の駆け付け警護
陸上自衛隊が安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」など国連平和維持活動(PKO)に関する新任務の実動訓練を始めたことが15日、防衛省関係者への取材で分かった。11月、南スーダンPKOに11次隊として派遣される予定の陸上自衛隊第5普通科連隊(青森市)を中心とする部隊が対象で、新任務実施に向けた準備が加速する。
今後は政府が実際に新任務を付与するかどうかが焦点になる。現行の南スーダンPKOに関する実施計画は10月末が期限で、派遣中の10次隊には新任務を付与していない。政府は期限までに現地の治安情勢や訓練の習熟度、世論動向などを見極め最終判断する。
岡部俊哉陸幕長は15日の定例会見で「いつ、いかなる任務が与えられても事態に即応し、任務を完遂できるよう万全の態勢を取る」と述べた。(共同)
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