Thursday, September 15, 2016 10:05 AM

民進新代表に蓮舫氏 女性初、党再生へ決意

 民進党は15日午後の臨時党大会で蓮舫代表代行(48)を新代表に選出した。旧民主党や旧維新の党時代を通じ、女性の党首は初。選出直後のあいさつで「向かうべきは巨大与党だ。与党と対峙する」と訴え、党再生へ決意を示した。主要役員人事の検討に着手し、16日の両院議員総会で決定する見通しだ。選挙中、台湾籍の離脱が済んでいないことが判明。発言の変遷で批判を招き、今後の党運営に懸念を残した。

 1回目の投票で前原誠司元外相(54)と玉木雄一郎国対副委員長(47)を破った。国会議員と国政選挙の公認内定者、地方議員、党員・サポーターによる投票結果は、蓮舫氏503ポイント、前原氏230ポイント、玉木氏116ポイントの順だった。

 任期は2019年9月まで。次期衆院選に向け安倍政権とどう対抗するか重責を担う。人事に関し記者会見で「まだ白紙」と述べるにとどめた。(共同)