Thursday, September 15, 2016 10:05 AM
対ミャンマー主要制裁解除 オバマ氏、民主化後押し
オバマ大統領は14日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相とホワイトハウスで会談し、主要な対ミャンマー経済制裁の解除に踏み切ると表明した。スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が昨年11月の総選挙で圧勝して以来、同氏が訪米するのは初。新政権発足後も軍が政治権益を握るなど道半ばの民主化と経済成長を後押しする狙いがある。
残り任期約4カ月のオバマ氏はミャンマーの改革進展をアジア重視戦略の成功例と位置付け、「レガシー(政治的遺産)」としたい考えだ。
オバマ氏は会談後、記者団に「米国は長年科してきた制裁を近く解除する用意がある」と強調。スー・チー氏も「全ての制裁が解除される時だ」と歓迎した。(共同)
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