Thursday, September 15, 2016 5:44 PM

シリア軍撤退とロシア 人道支援目的、否定情報も

 ロシア国防省は15日、シリア北部の激戦地アレッポへの人道支援物資の供給を目的とした米国との停戦合意に基づき、シリア政権軍が幹線道路の付近から部隊や兵器の撤退を始めたと発表した。タス通信などが伝えた。

 一方、ロイター通信によると、シリアの反体制派は政権軍が撤退していないと否定。米国防総省も撤退情報を確認できないとしている。

 ロシア側は反体制派が撤退を始めていないとし、政権軍と同時に撤退すべきだと強調している。(共同)