Friday, September 16, 2016 10:01 AM

国際海運の環境変化議論 APEC域内で連携

 国土交通省は16日までに「アジア太平洋経済協力会議(APEC)交通ワーキンググループ港湾・海事専門家会合」の結果を発表した。北極海航路の利用やパナマ運河拡張に伴う国際海運の環境変化などを議論。今後もAPEC域内における課題への対応に連携して取り組むことを確認したという。

 APEC交通ワーキンググループは、域内の運輸交通の自由化や効率化を進め、安全で保安性の高い交通の実現を目的として活動。年2回開催している。

 今回の会合は、9月6〜9日の間、マレーシア・クアラルンプールで実施。日本や中国、韓国、台湾、ロシア、米国、ベトナムなどのほか、国際海事機関(IMO)から担当者が出席した。(共同)