Friday, September 16, 2016 10:01 AM

健康不安払拭急ぐ 復帰のクリントン氏

 肺炎と診断され、3日間の休養後、15日に選挙戦に復帰した大統領選の民主党候補クリントン氏(68)には、勝負どころとなる最初の候補者討論会を26日に控え、精力的な遊説で健康不安を早めに払拭したい思惑がある。

 11月8日の投票まで2カ月を切り、共和党候補トランプ氏(70)が支持率で再び追い上げる中、クリントン氏の健康への懸念は残るとみられ、今後の行動が鍵となる。

 12〜14日を休養に充てたクリントン氏は15日、記者団に「すっかり回復したわ。ありがとう」と満面の笑み。ノースカロライナ州での集会では「気分は最高」と繰り返すソウル歌手ジェームズ・ブラウンの代表曲に合わせて登場した。首都ワシントンでも演説し、復帰初日からフル稼働して回復をアピールした。(共同)