Wednesday, September 11, 2019 10:37 AM

平壌市民ら発射報道に関心 地下鉄駅の新聞に人だかり

 北朝鮮の首都平壌市内では11日、金正恩朝鮮労働党委員長が10日に「超大型多連装ロケット砲」の試射を視察したと1面で報じた党機関紙、労働新聞の紙面を市民が食い入るように読む姿が見られた。

 地下鉄の復興駅と栄光駅のホームでは、数カ所に設置された労働新聞の掲示板前で乗客らが立ち止まり、視察場面の写真が付いた記事を読んでいた。高齢者や学生らで一時人だかりができる場面もあった。

 平壌市民のある女性は「ミミズも踏めば動く」という北朝鮮のことわざを挙げ、発射は米国などが北朝鮮への圧迫を続けていることに対抗する意味もあるとの認識を示した。(共同)