Friday, September 16, 2016 1:12 PM

不採算小型店10店閉鎖へ 来年、そごう・西武

 セブン&アイ・ホールディングス傘下で百貨店を展開するそごう・西武が、長野県松本市などで展開する小型店10店を来年1月から同年8月までに順次閉鎖する方針を固めたことが16日、分かった。小型店はグループのスーパー「イトーヨーカドー」やショッピングモール「アリオ」に出していた。採算が悪化しているため東京都心の基幹店に経営資源を集中する。

 小型店は、百貨店で人気のあるブランドの衣料品や服飾雑貨を集めたセレクトショップのようなイメージ。2011年にアリオ上田(長野県上田市)の中に1号店を開き、普段は百貨店に来ない新たな客を開拓する狙いだった。

 運営を続けるのは、イトーヨーカドー三島店(静岡県三島市)とセブンパークアリオ柏(千葉県柏市)の中にある2店だけになる。(共同)