Monday, September 19, 2016 1:11 PM

英軍も「誤爆」参加 シリア、有志国作戦

 シリア東部デリゾール県で17日、米軍主導の有志国連合による過激派組織「イスラム国」(IS)を狙った空爆でシリア政権軍兵士ら約90人が死亡したことについて、英国防省は19日、英軍も作戦に参加していたと声明で明らかにした。

 米軍は誤爆の可能性を認め、パワー米国連大使は「米国がシリア兵を攻撃したのが事実なら、意図したことではない」と表明した。シリア政府や後ろ盾のロシアは強く反発、米ロが仲介したアサド政権と反体制派の停戦が揺らぐ事態になっている。

 声明は「英軍はシリア軍部隊を意図的に狙わない」と強調。有志国連合による調査に「全面的に協力している」とした。(共同)