Monday, September 19, 2016 1:11 PM
平和協定締結を呼び掛け 非同盟会議で金永南氏
北朝鮮の最高人民会議の金永南常任委員長は17日、ベネズエラで開かれた非同盟諸国会議の首脳会議で演説し、米国の対北朝鮮敵視政策は「荒唐無稽で時代錯誤だ」と非難、朝鮮戦争の休戦協定に代わる平和協定を締結するべきだと呼び掛けた。朝鮮中央通信が19日伝えた。
金氏は、米国の「核の脅し」から自国を守るため核兵器を開発する「戦略的決断を下した」と主張。核開発などを理由に国連安全保障理事会が北朝鮮に制裁を科すのは「国連憲章と国際法に対する乱暴な違反だ」と反発した。
また「米国は核強国の前列に立ったわが国の無限の力を直視して自制するべきだ」と訴えた。(共同)
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