Wednesday, October 16, 2019 10:06 AM

英BAE、路線バス用の完全電動推進システム開発

 英国の国防・情報セキュリティ・航空宇宙大手BAEシステムズ(BAE Systems)は、路線バス用のバッテリー式完全電動システム「シリーズEV」を発表した。

 グリーンカー・コングレスによると、このシステムによって世界中の都市はゼロ排ガスの交通手段を導入でき、電動路線バスの航続距離や効率を改善できる。

 BAEシステムズは、20年以上にわたり路線バス向けにハイブリッド推進システムや周辺機器を開発・統合してきた経験を持つ。「シリーズEV」はその中核技術を基に構築されているが、内燃エンジンを使わず、電動モーター、制御装置、バッテリーを搭載している。

 部品の数を減らし、より軽量で小型の部品を使っているため搭載が簡単で、将来のメインテナンスニーズが減る。さらに、システムの軽量化と接続部分の削減によって電力を最大限に活用できるため、航続距離の延長にもつながる。また、推進力の要件や周辺機器の電力ニーズに応じてオペレーターが改造できる独自のデザインも特徴だ。

 より大型のバスはより大きなけん引力が必要で、エアコンなどを使うと周辺機器の電力消費は増える。BAEシステムは、パリ、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコなどの大都市を含め世界中で1万台以上に電動ハイブリッドシステムを提供しており、同社のシステムは年に3億3000万マイル以上を走行し、約20億人を輸送している。

https://www.greencarcongress.com/2019/10/20191010-bae.html