Tuesday, September 20, 2016 9:47 AM
「首脳外交」で存在感競う 国連舞台に両候補
大統領選の民主党クリントン候補は19日、国連総会が開かれているニューヨークで安倍晋三首相やウクライナのポロシェンコ大統領らと相次ぎ会談した。共和党のトランプ候補もエジプトのシシ大統領と会談、各国首脳が集う国際舞台で存在感を競い合った。
クリントン氏は安倍首相との会談冒頭「日米関係はアジアだけでなく世界の安定や繁栄に極めて重要だ」と訴えた。国務長官時代にオバマ政権のアジア重視政策を進めた一人として、日本に駐留米軍経費の負担増などを迫るトランプ氏と対照的に「同盟国が安心できる大統領」のイメージを強調した。
ポロシェンコ大統領にも「ロシアの脅威について協議したい」と伝達。このほかシシ大統領とも会談、アジア、欧州、中東の3カ国首脳との会談をこなし「高い外交力」(CNNテレビ)を印象付けた。(共同)
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