Friday, November 01, 2019 10:45 AM

米パイプラインで原油漏れ 中西部、推定140万リットル

 米メディアによると、ノースダコタ州で10月31日までに、カナダで採掘された原油を米国に運ぶ「キーストーンパイプライン」で原油漏れ事故があり、業者が操業を停止した。漏れた原油は推定約140万リットルに上り、当局などが原因を調べている。

 2017年にもサウスダコタ州の同パイプラインで同様の事故が発生している。トランプ政権は、拡張工事に当たる「キーストーンXLパイプライン」建設計画を進めており、民主党や環境団体が反発。計画に影響を与える可能性がある。

 建設計画については、オバマ前大統領が環境破壊や地球温暖化を懸念し計画を却下したが、環境保護に消極的で雇用創出を重視するトランプ大統領は一転して推し進めている。(共同)