Wednesday, September 21, 2016 10:25 AM

容疑者、米政府に強い敵意 NY爆発「抑圧に死を」

 ニューヨークなどで起きた爆発事件は、イスラム過激思想に影響された連続テロだったことが明らかになってきた。アハマド・カーン・ラハミ容疑者(28)は警察との銃撃戦の末に拘束された際、所持していたノートに「おまえ(米国)の抑圧に死を」などと記しており、米政府への強い敵意があったことがうかがえる。

 捜査幹部は20日、ラハミ容疑者が取り調べに応じていないと語った。

 ノートには、容疑者がニューヨーク中心部の2カ所に置き、うち一つが爆発した「圧力鍋爆弾」と、隣接するニュージャージー州で予定されていた米軍関係の長距離走イベントの会場付近で爆発させた「パイプ爆弾」の2種類の爆弾に関する手書きの記述があった。(共同)