Thursday, December 05, 2019 9:25 AM

象印、最大28万の情報流出 カード番号抜き取り被害も

 象印マホービンは5日、子会社が運営するインターネット通販サイト「象印でショッピング」が外部からの不正アクセスを受け、最大28万52件の個人情報が流出したと発表した。サイトは改ざんの被害にも遭い、偽の決済画面に誘導された一部の利用者はクレジットカード番号などを抜き取られていた。

 個人情報は顧客の名前、住所、注文内容など。電子メールのアドレスも漏えいし、犯人からクレジットカード情報を抜き取るページに誘導するメールが送られた。

 このページは本物のサイトが改ざんされたもので、URLなどから偽物と気付きにくくなっていた。カード番号や有効期限などを入力した顧客もいるといい、盗み見られた可能性が高い。(共同)