Wednesday, September 21, 2016 1:11 PM
来月7日に新SDR金利決定 IMF、人民元の構成通貨入りで
国際通貨基金(IMF)は21日の電話会見で、中国の通貨人民元を「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に加えることに伴い、新たなSDR金利を10月7日に決めると明らかにした。10月10日から適用する。
SDR金利は加盟国に融資する際の利息などに適用され、9月21日現在で年0・05%。IMFは、米国のドルや欧州のユーロなど他の構成通貨よりも金利水準が高い元が加わることで、SDR金利はわずかに上昇するとみている。
元は10月1日からドル、ユーロ、円、ポンドと並ぶ構成通貨になる。IMFは構成通貨を発行する国・地域の金利を基準にSDR金利を決める。(共同)
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