Tuesday, December 17, 2019 9:10 AM

テスラやアップル、コバルト関連で人権侵害と訴えられる

 米国の技術系大手企業5社が、コンゴ民主共和国(DRC)でのコバルト採掘で児童労働を支援したとして人権保護団体から訴えられた。

 ロイター通信によると、訴えられたのはテスラ、アップル、アルファベット、マイクロソフト、デル・テクノロジーズ。ワシントンDC拠点の人権保護団体インターナショナル・ライツ・アドボケイツ(International Rights Advocates)が15日、コンゴの14家族を代表してDCの連邦地裁に訴状を提出した。

 同団体は訴状で、上記5社は子供の死亡や重傷事故につながった強制的な児童労働システムの一部だったと指摘。14人の子供のうち6人は坑道の崩壊で死亡し、ほかの8人はまひの後遺症を伴うような人生が変わる大けがをしたと訴えている。