Wednesday, January 15, 2020 9:21 AM

Gigafactoryで、バッテリー増産〜パナソニック

 パナソニックは労働力不足で生産効率が妨げられていた問題を解決し、ネバダ州にあるテスラのGigafactory 1での電池生産を拡大する準備ができた。フィナンシャル・タイムズが報じた。

 パナソニックは、モデル3専用のリチウムイオン電池セルの生産に向けて、50億ドルを投じたGigafactory 1に16億ドルを投資した。同工場は、2017年に操業を開始して以来、労働力不足の問題に直面してきた。

「リチウムイオンの経験を持つ化学技術者に関しては、今でも、全然足りていない」と電池製造責任者のアラン・スワン氏は、語る。

 その結果、Gigafactory 1工場の生産効率は、目標にしていた54ギガワット時(GWh)にはるかに及ばず、30ギガワット時に近づく状態が続いていた。対応するため、パナソニックは非バッテリー部門から化学技術者を募集し、リチウムイオン電池に対処できるよう訓練した。今では年間を通した操業を続けるため機械を操作する3000人と日本から来た約200人の技術指導者が詰めている。スワン氏はもうすぐ54GWhに到達すると楽観的に語った。