Wednesday, January 15, 2020 9:41 AM
米中「第1段階」署名 貿易摩擦休戦、関税下げへ
【ワシントン共同=藤原章博】米中両政府は15日、貿易協議の「第1段階」合意に署名する。中国は米農産品を大量購入し、知的財産権保護や金融部門の市場開放に取り組む。米国は見返りに発動済みの制裁関税のうち1200億ドル(約13兆2000億円)分の税率を15%から7.5%に半減する。貿易摩擦による国際経済への悪影響拡大に歯止めをかけたい双方の思惑が一致した。2018年7月に始まった、互いの産品に追加関税をかけ合う貿易戦争は休戦に入る。
トランプ大統領は11月の大統領選を控えて、企業や農家の不満をそらす必要に迫られており、目に見える成果を優先した。米国が不公正な貿易慣行として問題視する産業補助金などの中国の構造問題を先送りした。13日には中国の「為替操作国」認定を解除、署名を前に融和姿勢を示した。
貿易摩擦は中国経済の重しとなっている。中国の習近平国家主席も景気減速を食い止めるため対立激化を避けたい考えだ。
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