Friday, September 23, 2016 10:19 AM
G7交通相会合が開幕 自動運転実用化へ協議
車の自動運転技術の早期実用化に向けた協力の在り方などを話し合う先進7カ国(G7)交通相会合が23日、長野県軽井沢町のホテルで始まった。3日間の日程で、実質的な協議は24日午後に行い、自動運転の技術開発やインフラの老朽化対策に関する共同宣言を採択する。
議長を務める石井啓一国土交通相は23日夜の歓迎夕食会のあいさつで、自動運転の技術開発やインフラ整備を各国共通の課題とし「G7が世界に先駆けて課題に取り組み、方向性を見いだす役割を担っている」と意気込みを語った。
夕食会に先立ち、石井国交相は、米国のフォックス運輸長官、イタリアのデルリオ・インフラ運輸相、欧州委員会のブルツ運輸担当委員とそれぞれ会談し、鉄道や航空など交通インフラ分野で連携を強化していく方針を確認した。(共同)
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