Friday, September 23, 2016 1:38 PM

パレスチナ議長を国会招待 イスラエル首相

 イスラエルのネタニヤフ首相は22日、国連総会の一般討論演説で、パレスチナ自治政府のアッバス議長を「エルサレムの国会に招待する」と述べた。アッバス氏が「イスラエルの人々に(自らの考えを)語りかけるため」としており、あらためて和平推進には直接交渉が唯一の方法だとの考えを示した。

 AP通信によると、パレスチナ側は「新たなわなだ」と批判しており、ネタニヤフ氏の提案を受け入れる可能性は低い。

 ネタニヤフ氏は「和平への道はニューヨークではなく、エルサレムと(パレスチナ自治区ヨルダン川西岸の中心都市)ラマラにある」と指摘。自身も「和平について話すため、ラマラにあるパレスチナの評議会(議会)に行く」と主張した。(共同)