Wednesday, March 04, 2020 9:14 AM

大都市近郊に配送センター〜アマゾンが増設 配達迅速化で

 オンライン小売最大手アマゾンは、商品発送の時間短縮を目的に、国内のいくつかの大都市近郊に小規模な配送センターを配置している。

 ロイター通信によると、アマゾンは3日、フェニックス、フィラデルフィア、ダラス、オーランドの消費者を対象に同日配達プログラムを更新することを明らかにした。注文後はその日のうちの決まった時間に商品が届くようになる。

 アマゾンはこの取り組みで、競合他社の2日後無料配達を上回る迅速なサービスを提供し、年会費119ドルの特典制度「プライム」利用者をつなぎ留めたい考え。

 アマゾンは現在、注文後1〜2時間以内に届ける「プライム・ナウ」サービスで生鮮食品を含めて2万点以上の商品を取り扱っている。大都市圏ではこれを10万点以上に増やし、5時間以内に届ける予定。同社は比較のために、プライムで1億点以上の商品を対象に2日以内に国内配送するサービスを実施している。

 都心から遠く離れ、在庫がはるかに多い現在の配送センターと比較すると、都市近郊の倉庫は床面積がおよそ10分の1の10万平方フィート。アマゾンは、配送車の運転時間を短縮することで、二酸化炭素(CO2)排出量を削減するという公約が達成できると説明している。

 新しい倉庫開設の費用については、同社は公表を控えている。