Tuesday, March 10, 2020 10:11 AM

セレンス、欧州自動車大手と1億ドル超の大型契約

 車載ソフトウェア開発のセレンス(Cerence、マサチューセッツ州)は、欧州の大手自動車メーカーと1億2500万ドルの技術供給契約を締結した。

 セレンスによると、契約は人工知能(AI)をベースにした車内音声アシスタントに関するもので、サンジェイ・ダワンCEOは「契約締結はセレンスにとって非常に大きな節目であり、ビジネスの勢いを示す」と話している。

 セレンスは、音声や言語ソリューションを専門とするニュアンス・コミュニケーションズから2019年10月に自動車事業部門がスピンオフして誕生した。同社のコネクテッドカー、自動運転、電気自動車(EV)向けソリューションは現在、世界で約3億2500万台の車に搭載されている。

 19年12月に同社が発表した車内音声アシスタント「My Car, My Voice」は、音声クローン技術を使って車のオーナーが音声アシスタントを好みの声に変えられる。このソリューションには、深層ニューラルネットワーク(DNN=人工神経回路網)とテキストトゥスピーチ(TTS)技術を使っており、車内アシスタントの音声ライブラリーにある音を加工、複製、個別化し、複製した声で道案内やメッセージの読み上げ、最新情報の提供といった機能を使うことができる。

https://www.cerence.com/news/posts/cerence-signs-largest-contract-in-its-history