Wednesday, September 28, 2016 10:11 AM

田中らの防御率争い激しく フルマーの次回登板に注目

 大リーグ、ア・リーグの最優秀防御率はヤンキースの田中らが激しくタイトルを争い、目が離せない展開となっている。

 日本投手として初めての栄冠を狙う田中は22日まで3.07でトップに立っていた。だが、規定投球回に満たずにランク外にいたタイガースのフルマーが23日に7回1失点で規定イニングに到達し、2.95で一時的に1位に躍り出た。

 23歳のフルマーは今年メジャーデビューした右腕。まだシーズン規定回(162回)には6回1/3足りず、次回先発する28日(日本時間29日)のインディアンス戦で満たす必要がある。タイガースはワイルドカード進出を争っており、大リーグ公式サイトによると、オースマス監督は「(無理に)6回1/3を投げさせるつもりはない。プレーオフで投げることの方が大事」と話し、個人タイトルよりチームの勝利を優先する考えを示している。(共同)