Monday, April 27, 2020 10:22 AM

バイデン氏にセクハラ疑惑 93年議員時代、女性訴え

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)に再びセクハラ疑惑が浮上している。上院議員時代の1993年に事務所スタッフだった女性が体を触られたと今月になって刑事告発。バイデン氏側は全面否定しており、米主要メディアは裏付け取材を慎重に進めている。

 訴えているのはタラ・リードさん。議会の一室に呼び出され、スカートの中に手を入れられて触られたと主張。拒絶すると「私のことを好きなのかと思った」と言われたという。

 バイデン氏は昨年も、複数の女性からセクハラを訴えられた。リードさんもその一人で、この時は首を触られたり髪の毛に指を絡められたりしたと話したが、今回は証言内容を転換した。