Thursday, May 21, 2020 10:17 AM

五輪代表、初の選考見直し 空手が中止の予選実施

 【ジュネーブ共同】世界空手連盟(WKF)は20日、新型コロナウイルスの影響で中止された五輪出場権を争うランキング対象大会を、2021年春までに実施すると発表した。全日本空手道連盟の香川政夫選手強化委員長は21日、影響の出る組手2階級の代表選考について「やり直しを指示する」と明言した。正式決定すれば、いったん確定した日本代表の選考が見直されるのは全競技を通じて初めて。

 対象となるのは男子67キロ級と女子61キロ級。3月に最後の五輪ランキングのポイント対象大会だったプレミアリーグ(PL)ラバト大会(モロッコ)が中止され、佐合尚人(高栄警備保障)と染谷真有美(テアトルアカデミー)が、その時点でのランキングで代表に確定した。改めて行われる大会で男子67キロ級は佐合と篠原浩人(マルホウ)、女子61キロ級は染谷真と森口彩美(AGP)の争いになる。

 選手らにはやるせなさが残っていただけに、日本代表組手男子の今井謙一コーチは「きちんとけりをつけられる。率直にうれしい」と選考のやり直しを歓迎した。香川委員長は「4人が最後まで争って選ばれることが一番」と話した。