Friday, May 29, 2020 10:05 AM

イニング表裏で別ボールを WBSC、感染防止で指針

 【ジュネーブ共同】世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は28日、競技再開に向けた新型コロナウイルス感染防止策のガイドラインを発表し、イニングの表と裏で使用するボールのセットを別々にしたり、審判員はマスクと手袋を着用したりすることを求めた。

 かみたばこやヒマワリの種を口にすること、つばを吐くことは禁止。バット、ヘルメット、グラブといった用具の共用、握手やハイタッチなどの身体接触、球審と捕手の接触、ホームベース付近でのメンバー表の交換、特に投手と言及した上で選手が指をなめる行為はいずれも避けるべきだとした。

 監督やコーチが審判員に近づくにしても2メートルは距離を空け、ベンチでは選手同士が最低でも1メートルの距離を保つことも推奨した。