Monday, June 01, 2020 10:19 AM

犯罪者集団がデモ扇動か 早期収束、一層困難に

 【ニューヨーク共同】ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官に暴行され死亡した事件を巡る抗議デモは、5月31日夜も各地で暴徒化した。デモに乗じて略奪などを試みる犯罪者集団も加わり扇動しているとみられ、デモ隊が求める警官処罰だけでは、早期に収束させることが一層困難な状況になってきた。

 米メディアによると、31日は首都ワシントンをはじめ全米の40都市以上で夜間の外出禁止令が出たが、多くの都市では外出禁止令を無視してデモ隊が集まった。アトランタやワシントン、ニューヨークなどで一部が暴徒化し、放火や投石が相次いだ。ワシントンではホワイトハウス近くで火の手が上がり、警官隊は催涙ガス弾を使用し鎮圧を図った。

 ニューヨーク市警幹部は31日、デモには暴力を扇動し略奪などを企てる犯罪者集団が加わっているとの認識を示した。暗号化技術を使った通信アプリで連絡を取りながら、火炎瓶などの調達も行っているという。