Friday, June 12, 2020 9:51 AM

5月の卸売物価、0.4%上昇〜コア指数は0.1%低下

 労働省が11日発表した2020年5月の卸売物価指数(2009年=100)は、モノとサービスを合わせた総合が117.6となり、季節調整後で前月比0.4%上昇した。前年同月比では0.8%低下。全体から変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は0.1%低下した。前年同月比では0.3%上昇だった。

 同省ウェブサイトによると、モノは前月比で1.6%上昇した。エネルギー価格は4.5%上昇、うちガソリンは43.9%上昇した。食品は6.0%上昇だった。乗用車は0.5%上昇、小型トラックは1.2%上昇した。

 手数料や輸送コストなどのサービスは0.2%低下した。うち貿易は0.8%低下、輸送・倉庫は1.5%上昇、医療保険は2.0%上昇だった。