Wednesday, June 17, 2020 10:23 AM

NBA、再開へコロナ対策 選手に安全マニュアル配布

 7月30日にレギュラーシーズンが再開するプロバスケットボールNBAで、新型コロナウイルスの予防対策が着々と進んでいる。八村塁が所属するウィザーズや渡辺雄太がツーウエー契約を結ぶグリズリーズなど参加22チームの選手には、選手会から衛生面や安全に関するマニュアルが配布されたと16日に複数の米メディアが報じた。

 約1カ月半後の再開まで、複数のステージが設定された。初期段階の現在はチーム施設を使った個別での自主練習が許され、23日以降の次段階からは新型コロナ検査を受ける必要がある。7月に入ると個別での練習実施が義務づけられる。

 集中開催地のフロリダ州入り後は現時点の順位によりホテルが3カ所に割り振られ、キャンプに臨む。選手は必須ではないが、関係者は他人と5秒以上ソーシャルディスタンスを保たずにいると警告を受けるアラームを着用。その後は同宿の他チームとの練習試合が可能な段階を経て、3月中旬以来の公式戦に臨む。(共同)