Monday, June 22, 2020 10:01 AM

交通へのコロナの影響、地域ごとにばらつき

 新型コロナウイルスの感染拡大は人々の移動にも大きな影響を及ぼしているが、状況は場所によってばらつきが見られるという調査結果を、モビリティーとデータ分析のアリティ(Arity、イリノイ州)が発表した。

 オートモーティブ・ニュースによると、米国の混乱がピークに達した4月上旬、人々の陸上交通手段による移動距離は全米で半分に減ったが、それ以降は徐々に増え、5月9日にはコロナ以前の水準の62%まで回復している。

 ただし状況は州によって大きく異なり、移動距離が70%も減少したところもあれば、23%の減少にとどまったところもある。回復状況も、ワイオミングではほぼパンデミック前の水準に戻っているが、ワシントンDCではまだ通常より70%低い。