Monday, June 27, 2016 11:12 AM

クリントン氏、2桁リード 米紙調査、支持率逆転

 大統領選で民主党の候補指名が確実なクリントン前国務長官の支持率が51%に上昇し、共和党の指名が確定した実業家トランプ氏は39%に下落したとの世論調査結果をワシントン・ポスト電子版が26日伝えた。クリントン氏は12ポイント差の2桁でリードした。

 5月の前回調査ではクリントン氏はトランプ氏に2ポイント差をつけられていたが、逆転した。前回はクリントン氏44%、トランプ氏は46%だった。

 南部フロリダ州オーランドで12日に起きた銃乱射事件を受け、トランプ氏はイスラム教徒を入国禁止にすべきだとの持論を改めて訴え、クリントン氏は銃規制を強化すべきだと主張。世論調査では、クリントン氏の事件への反応を評価するとの回答が46%だったのに対し、トランプ氏の反応を支持すると回答したのは28%にとどまった。(共同)