Wednesday, June 24, 2020 10:20 AM

両陣営、資金集め競争激化 1日1000万ドル超えも

 【ワシントン共同】11月の米大統領選に向け、共和党のトランプ大統領陣営、民主党のバイデン前副大統領陣営の双方による資金集め競争が激化している。1日で1000万ドル(約10億6000万円)以上を集めることもあり、資金力でも張り合っている。全米で長期間の選挙運動を展開する大統領選には巨額の資金が必要で、資金力は選挙の行方に大きな影響を与える。

 バイデン氏がオバマ前大統領を迎えて23日に開催したオンライン会合では、草の根献金の760万ドルに大口献金を合わせると計1100万ドル以上を集めた。15日にバイデン氏がウォーレン上院議員と共に開催した会合で集めた600万ドルを大幅に超え、オバマ氏人気を裏付けた。

 一方、トランプ陣営はトランプ氏の74歳の誕生日だった14日に1400万ドル、オクラホマ州タルサで3カ月ぶりの大規模集会を開催した20日を含む先週末には共和党全国委員会と合わせ1000万ドルを集めたと発表。強力な資金力を誇示する。